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パソコン復旧作業3

 ここんとこ仕事で映像の編集作業を行っていると途中で急に重くなり、レンダリングや書き込みの際には止まるどころか落ちてしまう症状まで呈してしまうので、もしやと思いパソコンの裏ブタを開けて見たところ、案の定ほこりが累積しておりました。ただちに除染措置を執ったところ、いつもの通常の三倍が戻ってきました。
 しかしそう遠くない前にメンテをやっていたのになぜだろう、と考えたところつい先日、梅雨前の模様替えを敢行しましたので、舞い上がったほこりがこっちに流れてしまったのだろう、と推測。
 いくらスペックや機能が上がったとしても、努めてまめに手を入れないと道具は言うことを聞いてくれないものですね。
 これでパソコン機能のサルベージを行ったのは三度目、現在の愛機・BLACK TOWER 2010 「モノリス」(と命名してます)の代に入ってからは二度目です。

 そんな感じで地元の仕事で忙しく忙しく、しばらくは宮澤名義のブログ更新は滞りがちになるでしょう。
 秋に至れば大層な成果がお見せ出来るつもりですが、そこは撮らぬ皮算用。さし当たっては地固めに専念してます。では。

  # by miyazawa_hideo | 2011-05-30 03:36

ここんとこ更新が停滞してましたが

 「宮澤英夫活用研究」「8mm技術保存研究所」は9日、「宮澤英夫マガジン」に至っては45日も更新が滞っていました。
 しかし別に、宮澤英夫が精神的に潰れた、とか、もうブログなんていいや、書きたくない、と投げていた訳でもありません。
 実はここんとこ、経済的にも文化的にも停滞しきっている私の地元、佐賀を何とかせんといかん、ゆうことで「宮澤動画工房」も立ち上げたことだし映像の面で何らかの寄与ができないかと思って、いわゆる「町おこし」の会合が市内の各所で興っていたのでそんなところに顔を出し、努めて発言しアイデアを出したり帰ってからもその時に思い付いた構想を企画書の形でまとめたり、そんなことをしているうちにブログ更新の方が滞ってしまったのです。
 そしてリアル面でも忙しいその上、いろいろな手続きをするうち行きがかり上アメブロに登録することになり、やってみると何か面白いことがいろいろできる、何といっても人との出会いの場が多いし中央の業界人との密な接触も可能なので、アメピクも始めたりなんかしちゃったのです。ただアメピグははまるとホントに中毒になって抜けらんなくなりそうなので、セーブして様子を見つつ、とりあえず宮澤英夫Webサイト アメブロ出生所」http://ameblo.jp/miyazawaspeaking/なるブログを立ち上げて更新の際にそのお知らせをするようにしました。
 それと、ツィッターなんかも始めちゃったりしたんですよね。もちろんこちらもガンガンつぶやくなんて段階には入ってませんが、私が面白いと思った識者のフォローして暇いとまに楽しんでます。いちおう「miyazawa_hideo」http://twitter.com/#!/miyazawa_hideoで登録していて、ぜんぜんつぶやいてないのにフォロワーが一人付いてます。
 その他にも再開した自主映画製作のための準備とか、実家の運営整理とか、8ミリ機材をどんどん入手したりだとか、忙しい上にブログに書くべきネタは山ほどあるのですが、キーボードに向かうと別の作業にはまってしまうのです。
 「宮澤英夫マガジン」は私の過去ログ的なのだし情報量も多いので少し放置していてもいいのですが、「活用研究」「8研」は更新してナンボなコンテンツなので、怠慢もそろそろ止めにしたいところですが。
 今晩も市内で会合がありますし、八戸窯の仕事も山積みです。も少し、外で動いています。

  # by miyazawa_hideo | 2011-05-21 11:47

佐賀の古いフィルムをかき集めてます

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こんなチラシをいま現在、佐賀市内のお店や施設にばら撒いているところです。
 実は先日、いつものようにリサイクル店廻りをしていると、カメラ関係の知識が凄いと言われて特別に事務所内の保管品を見せてもらっていたところ、大量の8ミリフィルム、しかも旧規格ダブル8の山が収納ケースひとまとめにほぼ放置状態でしまわれていたのです。
 そもそもこれが何なのか、何かわかったら店に出せるものはないか、と言われ、その後日にエディターを持参して確認作業を行いました。そして大概は確かにこんにちのホームムービー的な映像ばかりで、一応こちらで精査はするけど売り物にはならないから、と断って1ft一円という算定で引き取ったのです。
 以前にも世界旅行の模様を収めたフィルムを発見した経緯があったので、今度はどんな映像が、と期待のたかぶる中ビューワーを覗いていたら、ホームムービーばかりでなく当時の風俗を記録する目的で撮られたと思われる映像が、タイトル付き未編集で出てきたのです!
 俄然テンションが上がって別の巻を確かめると、今度は昭和40年あたりに撮られたと思される、自宅からほど近い昭栄中学校の年中行事を収めたフィルムが、しかもカラーと白黒混じりでうかがえたのです。
 こんな佐賀にまつわる貴重なフィルムが続々と手元に集まりだし、また佐賀市内外でこの話題を挟むと「うちにもそんなのあったような」という話が湧いてくるのです。
 ちょうどサガテレビとNHK佐賀も古い映像をスポットで紹介しはじめましたし、他にも佐賀の周辺で映像に関するいろいろな動きが見えてきたりして、では私も8ミリフィルムを集めて何かしでかそう、と想起し、上にあるチラシを作成し、「宮澤動画工房」の一部署として「九州8ミリセンター」を設けることにしました。
 もちろん活動はただ集めるだけに留まらず、所有者の方に超安価でDVDに焼いて提供し、個人情報が特定されない映像を拝借して自作の素材に使ったり、またフィルムそのものを上映イベントに活用したりしようと考えています。そして保管関係の機材をそろえ、フィルムそのものを修復保管してまた何処か使いたい向きがあれば提供する展望も抱いています。それと、極端に古いフィルムは劣化を来たして編集機にすらかけられない状態のものがあるので、その素材自体を修復する手立てを考えています。

 佐賀近辺にお住まいでない方には重要な情報ではありませんが、古いフィルムには当然、その当時の景観や風俗が写り込んでいますので、上のようなものがあったらわからないからと捨てる、のでなしに、近くのテレビ局や映像に詳しい方に見てもらってはどうでしょうか。
 もちろん佐賀近郊の方は、上記の番号までご連絡ください。では。

  # by miyazawa_hideo | 2011-05-12 01:50

エジソンのレコード(EDISON RECORD)

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 昨日、例年通り八戸窯も出店しているので有田陶器市に赴いたのですが、空いた時間でいろいろ店を回っているうち、一件アンティークショップが開いているのを発見したのです。
 通例、有田陶器市期間中は陶磁器店や公共機関、金融機関以外の店舗は閉めているか、陶器市の会場に様変わりしているのに、そのショップだけは通常営業していました。もちろん私が飛び込まないわけには行かず、陳列棚を物色していたところ上の写真にある二点に目が留まったのです。
 最初は右にある、アンティークのナンバースタンプを見つけました。最近は書類関係を全部パソコン作成で処理しているので、ナンバリングぐらいアナログでやったら面白いだろう、と安価だし気軽に手にしてその左の棚に目をやると、上写真の左にある紙製の円筒が置いてあったのです。
 よく見ると「EDISON RECORD」と書いてあり、その左にはあの発明王、トーマス・エジソンの顔写真がプリントされているではないですか!
 まさかもしや、これはエジソンが発明した最初の型の円筒形レコードでは、とおそるおそる蓋を開けて中身を取り出すと、下の写真の右に写る青いプラスチックの筒が納まっていました。
エジソンのレコード(EDISON RECORD)_b0182666_18401852.jpg
 画像ではわかりにくいですが、胴の部分にちゃんと溝が刻んであります。これできちんと音が出れば、このレコード部が本物である可能性は高いのですが、今これを再生できる機材は手持ちにないどころか日本でも少ないでしょう。「大人の科学」で出ているエジソン蓄音機を使えばひょっとしたら確かめられそうな気がしますが、現物であれば材質がもろくなっているかも知れず、今のところ確認は出来ません。ちなみに、ロットナンバーの次に刻印されている「I LOVE THE LADIES.」が曲名で、その次のKAUFMANがアーティスト名と推測されます。続けて読むと、なかなか意味深ですね(ドイツ語の解釈も混じってますが)。
 それと恐らく、パッケージの方は本物ではないかと思われます。エジソンと言えばパテント(商標)の鬼でもありますから。もしこれが偽物としても、ここまで細かい仕事をしているのでその当時に作られた、エジソン人気にあやかった精巧なパチモノあたりでしょうから、値段も¥3500だったしさし当たっては購入を延ばして考えることにして、店を出たのです。
 しかし店を出て少し経つと不安に襲われ、一見してこれが何であるのか日本人の九割がまずわからない、とは思いつつ、ひょっとすると目の効くヤツが陶器市ついでに持ってってしまうかも、と頭が至った時にちょうど佐賀銀行が目に飛び込んできて、即行ATMで下ろして買ってしまいました。
 考えてみればエジソンは映画の父のひとり(さまざまな人物が開発競争に関わっているので、発明者を特定できないのです)であり、本人はこれとエジソン社製フィルムを使って開発当初からトーキーまで作ろうとしていたので、縁が薄いどころか大有りだろうと、まあ過程は早まったにしろ手に入れてよかったと感じています。
 こればかりだと有田陶器市成分が少ないので、下にその模様の写真を貼っておきます。では。
エジソンのレコード(EDISON RECORD)_b0182666_18575725.jpg

  # by miyazawa_hideo | 2011-04-30 19:06

一号機と二号機

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 先日も書いた映像製作所「宮澤動画工房」立ち上げに際し、いま現在いろいろと機材や資料を集めているところなのですが、8ミリフィルム関係機材や旧来のテープ式ビデオ周辺を充実させている反面、今のところまともに使えるHDデジタルビデオカメラが一台しかないことで不便を感じているのに思い至り、であればこの方面に関しても調達しておこうと考えても、最新式のものはやはり値が張ってしまい、何とか安価でなるべく機能が優れたものを購入できないものだろうか、と画策しておりました。
 当初は私がいま現在所有しているCanon HFS21のバージョンアップ版をローンで、などと考えていましたが、そのCanonの次世代家庭用フラグシップHFG10の現物を目にしたところ、どうしても画質の面で遥かにF21より劣るように感じられ、量販店の店員さんと一緒に検証してみても「微妙」という答えしか返って来ませんでした。ではその一つ上、となるともはや業務用になってしまい、安くともゼロが一個、どうしても余計に付いてくるのです。
 他の製品でもS21以上のアドバンテージは見出せず、ならばいっそのことS21をもう一台増やそう、と方針をシフトして探索していたら、某リサイクルショップで現行実働価格の半分で中古品が出ていて、迷わず購入に至りました。
 持ち帰って状態を確認すると値段どおりの爆弾で、パンニングの後にカメラを留めると、しばらくパンした逆の方向に画面がぶれてしまうのです。同じことが超安価の新品HDカメラにも見いだされますので、恐らく手ブレ補正の機構か回路かプログラムに不具合が生じていると見受けられました。
 そこで使用状況をいろいろ試してめたところ、フォーカス固定や露出設定など施して完全FIXで用いる限り撮影上の問題は生じないことが判明し、ならば手持ちの現行S21をmobile使用に特化することで、一応当分の撮影体制は整えることが出来る算段に至りました。
 上の画像でも一目瞭然ですが、二台ともまったく同じ色とデザインで撮影現場が混乱するとカメラを取り違えて設定がグダクダになる恐れがあるので、即行でナンバリングを施しました。しかし後になってみるとその区分けの名称が現状どうも縁起が悪いように感じられ、であればいっそのこと「壱号機」「弐号機」もしくは「零号機」「初号機」に代えようとも考えましたが、何れにせよ危ないイメージはぬぐえそうにないので、とりあえずこの名称で行くことにします。
 いうまでもなくHDもフィルムも製作工程はほとんど一緒なのですが、HDカメラが二台用意できることでどのような展開が広がるか、そっち方面の製作は私も未踏領域ですので今後なかなか楽しみです。では。

  # by miyazawa_hideo | 2011-04-26 04:49

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